<北教組事件>会計書類一部処分か 地検が捜索、見つからず(毎日新聞)
民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)陣営が北海道教職員組合(北教組)から1600万円の違法献金を受けたとされる政治資金規正法違反事件で、北教組が会計書類の一部を処分していた可能性のあることが3日、捜査関係者への取材で分かった。札幌地検は北教組側が資金提供の違法性を認識し、証拠隠滅のために書類を処分していた可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、小林陣営を巡っては09年8月の衆院選で公選法違反容疑が浮上。道警や札幌地検は10月、選挙運動の中核となった北教組の関与を解明するため、札幌市中央区の本部を家宅捜索したが、ここ数年間の細かい会計書類や伝票類は一切見つからなかったという。
その後の捜査で、北教組側から、小林氏側へ政治活動費として違法な資金が提供されていた疑いが強まり、札幌地検は2月15日と3月1日の2回、再び北教組本部などを家宅捜索したが、会計書類の一部は見つからなかったという。
公選法違反事件では、小林陣営の選対委員長だった北教組委員長代理、長田秀樹容疑者(50)や陣営の会計責任者、木村美智留容疑者(46)=いずれも政治資金規正法違反容疑で逮捕=らも事情聴取を受けている。このため、札幌地検は捜査の手が及ぶことを恐れた北教組側が、証拠隠滅のために会計書類を破棄した可能性があるとみて捜査している。
北教組は毎日新聞の取材に対し「事情が分かる者がいないので取材には応じられない」としている。
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加齢に伴う歯周炎の進行、過剰な免疫反応が原因か(医療介護CBニュース)
加齢に伴う歯周炎の進行の原因について、過剰な免疫反応が関係する可能性を示した研究結果を、花王が2月23日に発表した。
発表されたのは、花王と長崎大大学院医歯薬学総合研究科の原宜興教授の共同研究の結果。
今回の研究では、21-64歳の健康な女性115人を対象に、歯周ポケットの深さやプラーク(歯垢)量などの口腔内診査、唾液中の歯周病関連細菌の量、血液中の歯周病関連細菌の毒素に対する抗体量の調査を実施。
その結果、加齢とともに歯周炎が進行している人の割合が増える傾向が認められたほか、▽歯周炎が進行している人ほど、抗体およびプラークが多い▽歯周病関連細菌に対する抗体が多い人ほど、歯周炎が進行している▽歯周病関連細菌の量よりも、その菌に対する抗体量の方が歯周炎の進行の程度との関連が強く認められる-ことが分かり、加齢による歯周炎の進行への免疫反応の影響が示唆された。
研究ではまた、細菌の毒素と毒素に対する抗体による免疫反応により、実験的に歯周炎を発生させる「歯周炎モデル」を作ることに成功した。
これらの結果から、長い年月をかけて歯周病関連細菌に対する抗体量が増えることで、抗原を排除しようとする過剰な免疫反応が起こりやすくなり、これによって歯周炎の罹患率が増加する可能性が考えられるという。
同社と原氏は、「歯周炎予防には、歯周炎が進行する歯周ポケットの深い部位における抗原の原因となる細菌の除去に加え、抗原と抗体に起因する過剰な免疫反応を抑えることが重要」との考察を示している。
研究結果は、5月に盛岡市で開かれる第53回春季日本歯周病学会学術大会で発表される予定。
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【集う】東恵美子・青年座葬(2日、東京・渋谷の青年座劇場)(産経新聞)
■「ヒマワリのような、お母さんでした」
「紫の君」とうたわれた女優、東恵美子さん(享年85)にふさわしい、紫の花で囲まれた笑顔の写真が、会場の青年座劇場を見渡しているようだった。「私たちのヒマワリのような、お母さんでした」。次期新国立劇場演劇芸術監督の演出家、宮田慶子さんが、ホームグラウンドで故人を懐かしんだ。
劇団青年座に在籍する、唯一の創立メンバー。俳優座を飛び出し、昭和29年に山岡久乃ら10人の俳優と青年座を結成し、翻訳劇全盛の時代に椎名麟三の「第三の証言」で旗揚げした。「創作劇の青年座」として水上勉や矢代静一らの書き下ろし作品を上演。その大きな推進力になったのが東さんだった。
日本テレビの氏家斉一郎会長は若き新聞記者時代、そんな劇団の姿勢に共鳴した一人。弔辞で「日本国民が外国文化に飢えている時代、俳優座の若手に日本の創作劇をやるべきとの声がわき、この動きに感動した」と語りかけた。槙子夫人も劇団創立メンバーである。
また演劇評論家の岩波剛さんは、思い出深い舞台としてテネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」のブランチや、別役実の「木に花咲く」の老女などを挙げ、「人間の暗い情感にあえて挑み、だから光り輝いた」と称賛した。いずれの弔辞も、「南博先生の元へ行かれたのですね」と締めくくられた。平成13年に先立った社会心理学者、南博とは別居した形の「自由結婚」が話題になったが、紫色をトレードマークにしたのも、夫に「紫が似合う」と言われたのがきっかけだった。
青年座出身の俳優、西田敏行さんが長い間、祭壇に手を合わせていた。昭和46年、初主演作「写楽考」で東さんと共演した。「役者としてすくい上げてくれ、原点になった作品です。西田を生んでくれたお母さんなんです」(飯塚友子)
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